Happy Hacking Keyboard Lite2 英語(US)配列の設定 (Windows AutoHotkey IME)

Happy Hacking Keyboard Lite2 英語(US)配列の設定 (Windows AutoHotkey IME)

キーボードの誤字入力を減らすため、US配置に慣れるため、コンパクトなキーボードを求めてHappy Hacking Keyboard Lite2を導入しました。

Happy Hacking Keyboardとは

PFUが販売しているHappy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズ
PFU HHKB Professional2 Type-S 英語配列/白 PD-KB400WS
HHKBは手をホームポジション動かさずにすべてのキーに指が届くよう設計されているタイピングに特化したプログラマや小説家などが愛用している高級キーボード(約3万円)。

Happy Hacking Keyboard Lite2

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ホワイト PD-KB200W/U
Lite2は5000円程度で販売されているHHKBのエントリーモデル。

エントリーモデルといっても同価格帯のキーボードと比べても高品質で有名なキーボードです。

Lite2には日本語配列版と英語配列版がある。

WindowsでHHKB Lite2(US配列)を使って日本語入力を行う際の設定内容を以下にまとめます。

HHKB Lite2 (英語配列)の本体背面スイッチの設定

背面スイッチで以下のキーの配置を変更できる。

スイッチ番号 設定した内容 機能説明
1 ON ダウンストリームポート(ON:USBHUB機能有効 0:無効
2 OFF 未使用
3 ON ON:BS(BackSpace) OFF:Delete
4 OFF ON:◇とAltの位置を一部入れ変える
  • Deleteキーの入力をBackspaceキーに変更した。

HHKBのUSキー配置をWindowsに反映させる

公式サイトで「HHKBキー配列切替ツール」をインストールする。
https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/tooldownload.html
英語配列を選択して「適応」を押すとHHKBのキー配置が正しくが反映される。
設定後、再起動を求められるので再起動すればOK。

英語配列キーボードで日本語を入力する方法

英語配列キーボードで日本語入力を切り替える方法
【Windows】
英語 ←→ 日本語入力切替:【alt】を押しながら【`】
【Macintosh】
英語 ←→ 日本語入力切替:【command】+【スペース】

IMEの設定

以下のブログを参考に、変換・無変換キーでIME有効・無効を切り替えるようにする。
Windowsの変換・無変換キーでIMEの有効無効をMac風に操作する - karakaram-blog
タスクバーのIMEを右クリック→プロパティを選択
「henkan」キーで「IMEをオン」
「muhenkan」キーで「IMEをオフ」

google日本語入力も使用していたので上記と同様に設定した。

AutoHotkeyでキー配置を変更

  • https://www.autohotkey.com/
  • AutoHotkeyをインストールする
  • メモ帳など以下を記述して拡張子を(.ahk)に変更するとAutoHotkeyで読み込めるファイルになる。
RAlt::RWin
LWin::Send,{vk1Dsc07B}
RWin::Send,{vk1Csc079}

スクリプトを実行するとキー配置が変更される。

Windowsキー(◇キー)が変換・無変換キーに置き換わり、右AltキーがWindowsキーに変更される。

AutoHotkeyスクリプトが起動時に実行するように設定する

  1. 先程作ったスクリプトのショートカットを作成する
  2. Windowsキー+R で開いた検索窓に「shell:startup」と入力
  3. ショートカットを移動させれば、起動時にスクリプト反映されるようになる


ここまで設定した結果、Windows環境のHHKB Lite2(US)で快適に日本語入力ができるようになりました。