在り来り←ありきたり

木彫展に出品にするための申込書を書いた。

メッセージを自由に書いてくださいという欄があった。そこに「参加できて満足。あとは賞にも勝ちたい。そして,褒められたい。これに尽きる。」と書きたかった。でも躊躇する。

<ここから回想と妄想のシーン>

これまでの人生を振り返る。なんだろう。学会であれ美術展であれコミケであれ,そういったイベントに自主的に参加したことがない。そんな自分を悔やんできた。コミケなんて一度も行ったことがない。本当はコミケに行ってみたい。

話を戻すと2022年になって木彫りの展示会に自分の彫刻を出品することにした。締め切りがないと私は完成させられないタイプだ。ノープランなのと展示会に向けて作るのとではモチベーションが段違いだった。やはり締切は偉大だと感じられた。なので展示会に参加できるだけで満足できた。でもやっぱり賞も狙いたい。なにより褒められたいという気持ちは変わらない。完。

<回想と妄想のシーンここまで>

検討の結果,メッセージを書く欄には「ボーリングする熊の愛嬌をイメージして彫刻しました」,「この作品は飾るだけでなく日用品としても使える作品なんですよ」などと書くようにした。