「嫌われる勇気」を半分くらい読んだ感想

サブスクのコインが余っていたので嫌われる勇気Audible版を購入した。この本はタイトルからして面白い。話も内容も面白い。でも、警戒しながら読んでしまう。なんか自己啓発書っぽいなとも感じてしまうから。この本で気持ち良くなるだけでいいのだろうか。と悩んでいる。なので、半分くらい読んだ時点の感想を記してみようと思う。

この本で特に好きな部分から挙げる。対話形式で進んでいくのでぐいぐい引き込まれると感じ。各章の展開や構成が工夫されていると感じること。内容もわかりやすく明快である。Audible版の演出、ナレーションが好みだ。

この本で警戒してしまう部分を挙げる。テンポ重視で説明が足りないと感じる部分がけっこうあって、それが怪しいなと思っちゃう。例えば、ストーリーでなんやかんやある。それを先生(登場人物)が『アドラー心理学では〜』,『これがアドラー心理学なのです』といったセリフで片付けてしまう場面が多い(半分読んだ限りでは)。複雑な問題を端的にまとめようとしすぎた感じ。それでも話は一気に集結に向かっていき,次の章で気持ちよくなってしまおうとしている自分に気づいてしまった。

シナリオ、アドラーのこと、声優の演技。どれも面白いと感じる本なので読了目指して視聴を続けたい。