執筆と文章は秘密

執筆と文章は秘密

自分の執筆してる姿や文章を秘密にしておきたい人間です。

試しに今日の秘密を記します。

朝 キッチンで顔を洗う。寝癖で髪が跳ねたまま。オレンジジュースをコップを使わずに飲む。

飯 トーストにチーズ2枚とバターを一切れ乗せて焼いて食う。

昼 犬とジョギング。犬の小屋をダンボールで補強。

活動 水道水と煙草。部屋着でブログ書く。

こんなことでも秘密にしておきたいと思います。なんでだろ。

性格かな、自分の秘密を文書で公開するのは控えたいしSNSも向いてないと思ってます。

秘密の思い出

執筆や日記は幼少期の頃から秘密にしたいと思っていたので原体験を書いてみる。

小学3年生の頃、当時、クラスの女子の間で交換日記が流行ってました。男子も興味津々でしたね。私は男友達4人で交換日記をやることになりました。もうね、他人の日記を読めることにワクワクしたし、秘密を共有する感じも良かった。とはいえ、かなりシャイな性格だったから絵を書くことに躊躇したり、日記が暴かれることも恐れてたりしました。

交換日記を始めてから友達の日記を見せてもらったりすると、絵書いてあったり、お気に入りのシールを貼ってくれたりと趣向を凝らした日記にみんなで熱狂していました。

めちゃ絵がうまい日記を書く子もいたけど、実はお兄ちゃんに絵を描いてもらっていたとか、反則技のエピソードもあって当時はズルいって思ってたけど振り返るとそんな感じもいい思い出だと思う。

ちなみに、男子の交換日記は女子に見つかってはいけないというルールがありました。なので、自分の日記を晒されないように気をつけなきゃなきゃいけない。自分も友達の秘密がバラされないようにと日記を預かっている時は責任重大でスリルありました。

まぁ男子が盛り上がっていると、日記をあぶり出そうとする女子も出てきて・・・・・・あっさり、女子に見つかっちゃいました。交換日記の内容も暴かれて、日記が女子に読まれている時は、私も恥ずかしくて顔真っ赤になりました。それ以降、男子の交換日記は解散していきました。

当時の私は、日記に「歩いてたらひまわりが咲いてた」とか「アスファルトに蟻が歩いてた」みたいなこと書いてました。それだけなのに当時は、数人でしか共有したくないと思うほどの暴かれてはいけない秘密だったんです。

早めに解散して少し安心したことも覚えています。交換日記に熱狂しすぎてみんな疲弊していたし、秘密が暴かれる恐怖がなくなったので。

それから、高校生になってからはモレスキンのメモ帳に「登校がだるい」とか「毎日同じことの繰り返しで退屈」等をメモるようになりました。メモは日記よりも秘密にしておきたかったのでメモする時もこそこそしてました。

数年後。

友達に中身見られちゃいました。この時も、私は顔真っ赤でした。

もうね、秘密は書いたら、いずれ暴かれてしまうと思ったので書かなくなりました。

それから、XX年後ブログと出会い、ネット上でメモや日記を書くようになってます。

いつか

ブログでも、「彼女が出来ました」とか、「就職しました」とか、「自家酵母のパンが焼けました」とか書いてみたいんですが、これは努力しないと書けません。

努力したとしても秘密は秘密のままにしておくのもいいし、スリルを楽しんでもいい。小説の中に秘密を紛れ込まされる形でもいいんじゃないかなと思います。

秘密にするから面白い。暴くのも楽しい。その鬩ぎ合いを意識したいな。